ウツの原因といわれる成果主義はなくなりません。なぜかというと、、

2010年3月11日 樋口コーチ

コンピュータの仕事は20年前と比べると明らかに複雑で難しくなってきています。そんなところに会社の人事は社員を評価する制度として成果主義を取り入れるようになってきました。普通に仕事をするだけでも難しいところに成果主義になったわけですから私達の脳と身体はかなりのストレス状態になります。これがIT業界でウツが多い原因となっています。しかし成果主義が無くなるようなことはありません。大きな企業ではすでに成果主義が採用されていますが、中小企業ではこれから採用しようという段階です。ウツの原因なのに、なぜなくならないのか。その解答は実にシンプルです。もし成果主義という制度が無かったら、いつまでたっても管理職の独断とか偏見で社員を評価する悪習が続くからです。あなたの周りを良く見て下さい。誰が見ても優秀な社員なのに、どう考えても正しく仕事をしている社員なのに、なぜかしら低い評価の続く社員や、年度末で昇給や昇進しない社員がいらっしゃいませんか?社員の評価は管理職がおこなうので、その社員の評価が良くない原因は管理職の評価が低いからです。その管理職の評価が低い理由、これが誰が見てもわからない。管理職に聞いても答えてくれないし、そのまた上の上司に尋ねてもわからない。こういうグレーな状態が続きます。これを改善する仕組みが成果主義という評価制度です。社員を評価する基準をしっかり決めてそれに合わせて評価する。成果主義というのはみなさんの行動を改善する以上に、管理職の行動も改善する、そういう目的があるのです。成果主義を取り入れた会社(人事)は、社員を評価する仕組み(評価基準)をしっかり設計して社員のみなさんにオープンにしないといけません。設計する側(人事)も大変な作業ですが、基準に乗って仕事をする社員も大変です。もちろん管理職も成果主義で評価されます。そうすると納得のいかない評価をする上司も少なくなってくるでしょうし独断や偏見は通用しなくなってきます。このように旧態依然のグレーな評価制度を改善するためにも成果主義は大切な考え方なのです。とは言っても、社員や従業員にとっては厳しい制度であることには違いありません。いつも気分を引き締めて仕事をしていないと良い成果が残せません。それは会社からお金(給料)をもらっている社員なので仕方がないことかもしれません。みなさんは、これからも続くであろう成果主義のストレスに負けないように、しっかりご自身の身体を整え、脳のトレーニングして、来期から仕事をスタートさせてほしいと思います。